冠詞「a」「an」「the」について
冠詞(かんし)は、名詞の前に置かれる単語です。
英語では一般的に「a」「an」「the」の3つがあります。
- 「a」 子音字(母音字a/i/u/e/o以外)から始まる単数形の単語につける
例:a pen、a banana、a desk - 「an」 母音字(a/i/u/e/o)から始まる単数形の単語につける
例:an apple、an elephant、an interview、an umbrella - 「the」 特定のもの(人)の前に置く
※注意※ coffee, milk など、数えられないものには 「a」 や 「an」 を付けません。
日本語には、このような冠詞がないので戸惑うかもしれません。
次の章では冠詞の使い分け方を解説します。
「a」と「the」の使い分け方は?
「a」と「the」をつける名詞が特定のもの(人)を指すのか、それ以外かで使い分けます。
- 「a」は特定なもの(人)ではなく、一般的なもの(人)の時に使います。
- 「the」は特定なもの(人)を指す時に使います。
例えば、本(Book)を買いに行く場合、
- (何かの)本を買ってくるね(まだ何の本を買うか決めていない状態)
I’m going to buy a book.
この場合、何の本を買うか決めていない=特定の本ではないため、
冠詞「a」を使用します。 - (上司がおすすめしていた)本を買いに行ってくるね(買う本が決まっている状態)
I’m going to buy the book.
この場合は、買う本が決まっている=特定の本のため、
冠詞「the」を使用します。
まとめ
今回は、冠詞について解説しました。
- 冠詞は、名詞の前に置かれる単語のこと
- 冠詞は、「a」「an」「the」の3つ
- 「a」と「the」の使い分けは、冠詞をつける名詞が特定なもの(人)を指すか否かで判断
- 「a」は特定ではないもの(人)のときに使用
- 「the」は特定のもの(人)を指す時に使用
これからも一緒に勉強していきましょう!
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